遠藤 保仁の職人的PK
PKというのは非常に難しいです。普通に考えればまず外さないと思いますが普通
ではない精神状態に置かれるので、スーパースターといえどPKを苦手とする選手
は今も昔もいるわけです。
そんな普段のプレーとは異質の空間と時間が存在するPKなんですが、なかには
職人的、いや天才的に上手い選手というのがいます。
イングランドのシアラーなんかはうまいですよね。高め一杯の位置に思い切り蹴り
こむので、キーパーは先ず取れません。
あとはピルロやデルピエロ。外しているシーンをイメージできませんね。あとふざけた
PKをかつて決めてみせたのはクライフですね、あの人は発想がおかしいですから。
職人的にPKがうまい選手が共通していうことが
「キーパーの動きをよくみて、体重移動を確認してから逆に蹴る」
といっていることです。
で、それを見事に体現しているのが日本のPK職人である遠藤のPKです。ボールを
まったく見ることなく、キーパーだけを見て蹴ってます。(動画参照)
ジダンが2006年のワールドカップの決勝で見せたPKやトッティなどがやるちょこんと
浮かせるPKは度胸があってこそのPKですが、遠藤のPKは、度胸もそうですがセンス
でしょうね。誰もができるものではありません。
練習では真似できても本番ではできないという人がほとんどだと思いますよ。